ウーバー配達員におすすめの電動自転車6選!メリットや電動自転車を選ぶ際の3つのポイントも

ウーバーイーツで配達を始めるなら、電動自転車は間違いなく強い味方になります。特に都市部での配達を考えている20代〜30代の男性にとっては、スピードと効率が命。電動自転車を導入することで、坂道もラクラク、長時間の稼働でも体力の消耗を最小限に抑えられます。

この記事では、ウーバー配達員として働くうえで電動自転車を使うメリットとデメリットとおすすめの電動自転車6選をご紹介します。どのような基準で電動自転車を選べばいいのかや電動自転車以外に必要なアイテムについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ウーバーで電動自転車を使い配達する4つのメリットを解説!

ウーバーイーツの配達で電動自転車を活用する最大のメリットは、とにかく効率が良くなるというところ。バッテリーアシストによって体力を温存できるだけでなく、スピードアップにもつながります。

ここでは、電動自転車での配達がどれほど現場で活躍するのか、4つの視点から詳しく解説していきます。

①配達スピードが上がり数多くの配達をこなせる

電動自転車最大の魅力は、なんといってもスピードアップが可能な点です。バッテリーによるアシストがあることで、こぎ出しも加速もスムーズ。普通の自転車と比べて時間短縮ができ、1時間あたりの配達数がグンと増えます。

ウーバーイーツの配達業務は、配達件数が多くなればその分報酬もアップします。例えば1日8時間稼働する場合、手動の自転車では20件前後が限界でも、電動自転車なら30件以上も狙えるケースもあります。実際に都内で配達している人の中には、電動に変えたら1日で5〜10件増えたという声も珍しくありません。

スピードが収入に直結するウーバー配達では、まさに電動自転車は「稼げる武器」なのです。

②上り坂での体力消耗を抑えられる

東京都内や横浜、神戸など、坂が多いエリアで配達をする人にとって、坂道は天敵です。手動の自転車だとどうしても息が上がってしまいますし、配達バッグの重みが余計にのしかかります。

しかし、電動自転車なら坂道もアシストでスイスイ登れるため、体力の消耗が段違い。配達後も疲れが残りにくく、集中力を保ったまま長時間稼働が可能になります。

また、電動アシストは急な坂だけでなく、緩やかな傾斜でもしっかりサポートしてくれるので、どんな道でも快適に走れるのが魅力です。

③路地裏を使い配達しやすい

都市部の配達では、大通りよりも近道になる細い道を使ったほうが効率が良いことが多いです。ただ、そんな路地裏は車では入りにくいですし、手動の自転車でもスピードが出ないと、時間がかかってしまいます。

電動自転車は加速性能が高く、狭い道でもストレスなく走行可能。信号の少ないルートや裏道を使いながら効率良く配達できるので、時間短縮にもつながります。細い道をスイスイ走れる爽快感も、配達を楽しくしてくれるポイントです。

④キャリアを付けられるモデルなら配達用バックを載せられる

配達員の必須アイテムといえば、あの大きな配達用バッグ。背負って走るのもアリですが、重さが肩に食い込んだり、バランスが崩れたりして意外と疲れます。

そこでおすすめなのが、後ろにキャリア(荷台)を付けられる電動自転車です。バッグをキャリアに固定すれば、体の負担が一気に軽減されますし、夏場でも背中が蒸れず快適です。

最近では「配達向け」としてキャリア付きモデルを選ぶ人も増えていて、自分好みにカスタマイズして使うことで、さらに稼働効率を上げることが可能です。

ウーバーで電動自転車を使い配達するデメリットを解説!

電動自転車には多くのメリットがありますが、もちろん良いことばかりではありません。使ってみてわかる意外なデメリットも存在します。

ここでは、ウーバー配達員として働くうえで注意すべきポイントを2つ紹介します。

初期費用がかかる

電動自転車の一番のネックといえば、やはり初期費用の高さです。一般的な電動自転車は10万円前後からスタートし、高性能モデルやバッテリー容量が大きいものだと15万円〜20万円以上になることもあります。

これから配達を始める初心者にとっては、なかなか手が出しにくい金額ですよね。「本当に稼げるのか不安なのに、いきなり10万円はきつい」という声もよく聞きます。

そんな方には、後でご紹介するように「レンタル」という選択肢もおすすめです。まずはレンタルで試してから購入を検討すると、無駄な投資を省くことも可能です。

充電が切れる心配がある

バッテリー式である以上、常に気にしなければならないのが「充電」です。フル充電の走行距離はモデルによって違いますが、一般的には30〜100km程度が限界となっています。

さらに、長時間の稼働や坂道の多いエリアを走るとバッテリーの消耗も早くなる傾向にあります。予備バッテリーを持たずに走っていると、途中で充電切れになり、自転車がただの重たい乗り物に変身してしまうことも…。

配達中に止まってしまうと、当然キャンセルや遅延のリスクも出てきますので、日々の充電チェックや予備バッテリーの準備は忘れずに行うようにしましょう。

ウーバー配達員におすすめの電動自転車6選!

電動自転車のメリット・デメリットを理解したところで、気になるのは「どの電動自転車がいいのか?」ということです。

選び方のポイントは後述しますが、ここではウーバー配達員に人気の高い6つのモデルを厳選してご紹介します。それぞれの特徴やおすすめポイントを詳しく解説していくので、自分のスタイルに合った1台を見つけてみてください!

パナソニック ゼオルト L3

パナソニックのゼオルトL3は、ウーバー配達員の日常業務に適した電動自転車。20kgという超軽量フレームと700×38Cタイヤで市街地での小回りがラクラク。12.0AhバッテリーはECOモードで最大90kmが可能で、超軽量フレームによって万が一のバッテリー切れでもアシストなしで軽快に漕げ、バッテリー切れ時のリスクを軽減することができます。

リアキャリア(最大積載18kg)とオプションのフロントバスケットを組み合わせることで、配達バッグを安定して積載することが可能です。シマノ製Vブレーキと外装8段変速はメンテナンス性が高く、消耗部品の交換コストを抑えられるのも魅力。

メンテナンスも考えて長く使うことを考えている方にぜひともおすすめしたい1台です。

パナソニック ベロスター

「ベロスター」はスポーティーな見た目と軽快な走行性が魅力のクロスバイクタイプ。電動自転車っぽさがなく、見た目にこだわる人にも人気です。

バッテリー容量は8Ahとやや小さめですが、街中の短距離配達が中心なら十分対応可能です。外装7段変速を備えており、道路状態にあわせた調整が可能。また、フレームが21.4kgと軽量なので、小回りも利きやすく、裏道の多いエリアでも使いやすいです。

最大積載量2kgのフロントキャリアが標準装備されているほか、オプションでバスケットも取り付けられるようになっています。スタイリッシュさと実用性を両立したい人におすすめです。

パナソニック ティモDX

パナソニック「ティモDX」は、学生向けに開発されたモデルですが、耐久性の高いステンレス部品と低重心設計がウーバー配達員の過酷な使用条件にも耐えられる電動自転車です。

16Ahの大容量バッテリーを搭載し、パワーモードで約46km、ロングモードで最大75kmの走行が可能。内装5段変速システムが坂道の多いルートでも安定したアシスト力を発揮し、27インチの太めタイヤとステンレスリムが悪路での走行安定性を高めます。

配達業務に欠かせない荷物積載機能も充実しており、横幅46cmのステンレス製フロントバスケットは大型の配達バッグをしっかり収容でき、夜間配達時もLED4灯式前照灯とソーラーオートテールライトの自動点灯で、足元まで明るく安全に走行することができます。

充電時間が約5時間と短く、業務の合間に素早く充電可能できるのも魅力で、「長時間の走行」「荷物の安定積載」「駐輪時の安心感」を兼ね備えた一台です。

ブリヂストン TB1 e

「TB1 e」は、配達業務から日常用途まで幅広く支持される電動クロスバイクで、配達員の間で非常に人気が高い電動自転車です。見た目は完全にクロスバイクですが、361Wh(9.9Ah)バッテリーを搭載し、エコモードで最大200kmの航続距離を実現します。

特に、減速時や下り坂で自動充電する「回生充電」機能が魅力で、坂道が多い地域でも安心して使えます。とにかく「長く乗れる電動」を探しているなら、間違いなく候補に入る1台と言えるでしょう。

フロントキャリアは標準装備され、リアキャリアも取り付け可能なため、配達バッグを安定して載せたい方にも向いています。アルミフレームによる軽量ボディ(22.5kg)が狭路での小回りを可能にし、都市部でもスイスイ乗りやすくなっているのもポイントです。

PELTECH アーバンスポーツクロスバイク

コスパを重視する方におすすめなのが、PELTECHのアーバンスポーツクロスバイクです。8Ahの基本モデルで9万円台からと手頃でありながら、しっかりとアシスト力があり、見た目もスポーティーです。

日本電産製前輪モーターとシマノ製外装7段変速機を組み合わせ、両輪駆動方式で軽快な加速が可能になっています。太めタイヤが段差を吸収し、アルミフレームによる軽量の車体重量で小回りが利くのもポイントです。強モードなら約28km、エコモードなら約42kmの走行が可能となっているため、特に街乗りに向いている電動自転車と言えます。

低価格帯でありながら、電動自転車としての基本性能はしっかりしており、「とにかく最初の1台として試したい」という方にピッタリです。

ヤマハ PAS RIN

PAS RINは、ファッショナブルな見た目と実用性を兼ね備えた電動自転車です。ヤマハ独自の「スマートパワーアシスト」により、状況に応じて自動でアシスト力を調整してくれるため坂道の多いルートでもラクラク走行することが可能です。

バッテリーは15.4Ahで、オートエコモード プラスで最大96km、スマートパワーモード約68kmの航続距離を実現しており、坂道の多いルートでもバッテリー切れを心配しなくてすみます。サドルが大きくクッション性が高いため、長時間の稼働でも疲れにくいのも嬉しいポイント。

バッテリー残量が20%を切ると光と音で警告する機能や、10段階の残量表示が突然の電池切れを防ぐのも特徴で、車体重量27.6kgながら低重心設計で取り回しが良いのも特徴。リアキャリアや両立スタンドも標準装備されているので配達に必要な装備が最初から揃っており、機能美と快適性のバランスが取れた1台を探している方におすすめです。

ウーバー配達員が電動自転車を選ぶ際の3つのポイントとは?

電動自転車といっても種類はさまざまですが、ウーバー配達員として使うならただ走るだけでなく、効率性や安定性も重要になってきます。

ここでは、配達で活用する電動自転車を選ぶうえでチェックしておきたい3つのポイントをご紹介します。

①バッテリー容量が大きいものにする

まず最も大事なのがバッテリー容量です。ウーバー配達では1日に何十キロも走ることがあります。途中で充電が切れてしまうと、配達が中断されてしまい、効率も売上もガクッと落ちてしまいますよね。

そのため、10Ah以上、できれば12Ah〜16Ah程度の容量があると安心です。バッテリー容量が大きいほど、1回の充電で走れる距離も長くなるので、忙しい日でもバッテリーの心配が減ります。

特に坂道が多いエリアで稼働する方や、長時間連続で働く予定の方は、大容量バッテリーモデルを選びましょう。

②キャリアを付けられるものにする

ウーバー配達では基本的にリュックタイプの配達バッグを使用しますが、長時間背負っていると疲労がたまります。そこで便利なのが、キャリア付きの電動自転車です。

リアキャリアやフロントキャリアにバッグを載せられれば、背中の負担を軽減できますし、安定して走行することも可能になります。また、バッグ以外にも保冷ボックスや固定用のゴムバンドなどを使って荷物をしっかり固定できるのも魅力です。

ただし、すべてのモデルにキャリアが付属しているわけではないので、購入時にはキャリアの有無と、オプションで取り付け可能かどうかをチェックしておきましょう。

③初めての方は内装式、普段からよく使う方は外装式がおすすめ

ギアの構造もチェックしたいポイントです。自転車の変速ギアには「内装式」と「外装式」がありますが、それぞれにメリットがあります。

  • 内装式:ギアがチェーンの中に収まっているタイプで、雨やホコリに強くメンテナンスが楽。変速操作もシンプルなので、自転車に不慣れな人にもおすすめです。 
  • 外装式:スポーツバイクなどに採用されているタイプで、ギアの段数が多く、坂道などでも細かく変速できます。ただし、定期的なメンテナンスが必要です。

自転車を日常的に使いこなしている方は外装式で走行性能を重視初心者の方は内装式で扱いやすさを優先するのがおすすめです。

ウーバーで自転車配達を始める前に準備したいものを解説!

電動自転車を用意したら、いよいよウーバー配達員としての稼働スタート!…と言いたいところですが、実はその前に「準備しておきたいもの」がいくつかあります。

これらがあるかどうかで、配達中の快適さや安全性が大きく変わるので、忘れずにチェックしておきましょう。

自転車保険

まず第一に重要なのが、自転車保険への加入です。ウーバーイーツでの配達中に事故を起こしてしまった場合、配達員本人が責任を負うことになります。

現在、多くの自治体では自転車保険の加入が義務化されており、東京都や大阪府など主要エリアでは加入していないと違法になるケースもあります。保険内容としては、「対人・対物補償」がしっかりしているタイプを選びましょう

また、ウーバー公式が提供しているパートナー向け保険もありますが、あくまで最低限の補償内容なので、任意での個人加入も検討するのがおすすめです。

配達用バッグ

ウーバーイーツの配達には、専用の保温・保冷バッグが必要です。公式バッグもありますが、Amazonなどで購入できる汎用タイプでも問題ありません。

選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 自立するタイプであること
  • 中の仕切りが調整できること
  • 防水性能があること
  • 背負っても疲れにくい構造であること

荷物を安定して運ぶためにも、サイズ感や使いやすさは事前に確認しておくようにしましょう。

モバイルバッテリー

配達中は常にスマホを使うことになるため、バッテリーの消耗は避けられません。特に電動自転車でスピーディーに配達していると、スマホの画面を頻繁に確認する場面も多くなります。

そのため、ウーバー配達員は、容量の大きなモバイルバッテリー(10,000mAh以上)を常に携帯しておくのが基本です。スマホと自転車のナビ連携をしている方は、スマホが突然切れないように常時給電しておくと安心です。

スマホホルダー

スマホを手で持ちながらの運転はもちろんNGですし、ナビの確認も非常に不便です。そこで活躍するのが、自転車用のスマホホルダーです。

ハンドルに取り付けるだけで、地図アプリや通知をすぐ確認でき、配達ルートの確認もスムーズになります。最近では防水タイプや、振動でスマホが落ちないようなロック機能付きのものも増えており、安全性にも配慮されたモデルが多いです。しっかり固定できるホルダーを選んで、快適な配達ライフを送りましょう。

サバイバルシート

サバイバルシートは、緊急時やアウトドア活動中に体温を保つための薄手の防寒用シートのこと。こう聞くと「え、配達に必要?」と思うかもしれませんが、夏場はバッグ内の温度上昇を防ぎ、冬場は保温効果を高めてくれるため、実は意外と役立つアイテムなのです。

お弁当やドリンクなど、温度管理が重要な商品を運ぶ際には、お客様の満足度にも直結します。バッグの内側に敷いて使うだけでも効果があるので、1枚持っておくと便利です。100円ショップやホームセンターでも購入できるので、手軽に導入できるのもポイントです。

ウーバーで電動自転車を使う際はレンタル自転車がおすすめ

電動自転車の購入は、確かに便利な反面「高額な初期費用がかかる」「メンテナンスが面倒」といった悩みもつきものです。そんなときにおすすめなのが、レンタル電動自転車の活用です。

特にウーバー配達をこれから始めようという方や、しばらく続けてみて向いているか試したいという方には、購入よりもレンタルが圧倒的に便利です。月額制や日割り制のサービスを使えば、必要な期間だけ借りられて無駄がありません。

さらに、多くのレンタルサービスではメンテナンス込みのプランを提供しており、パンク修理やブレーキ調整といった細かなメンテナンスも無料対応してくれることがほとんどです。トラブル時の代車提供など、配達に集中できる環境が整っているので、仕事に響いてしまうこともありません。

また、エリアによっては配達員専用の電動自転車レンタルサービスも充実しており、保険やバッグなどの周辺アイテムも一緒にレンタルできるプランがあることもあります。そういったサービスが充実しているものを選べば、初期コストを抑えながら本格的にウーバー配達員として活躍を開始できるでしょう。

購入かレンタルか迷っている方は、まずはレンタルで実際の配達を体験し、その後に自分に合ったスタイルを見極めるのが、賢い選択といえます。

フードデリバリーを始めるなら「Food Chari」で自転車をレンタルしよう!

この記事では、ウーバーイーツで電動自転車を使うメリット・デメリットとおすすめの電動自転車をご紹介し、電動自転車を選ぶポイントやその他の必要なアイテムについても解説しました。また、「電動自転車は使ってみたいけど、最初から購入するのは不安」という方に対し、レンタル自転車をまず試してみることの重要性についてもお話しました。

電動自転車のレンタルでおすすめなのが、フードデリバリー専用レンタルサービスFood Chari(フードチャリ)」です。

Food Chariでは、ウーバーイーツや出前館などの配達員向けに、整備された電動自転車を月額・日額でレンタルできるようになっています。

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